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大阪の尺八吹きです。尺八にとどまらず自作のオーディオや想いを!骨髄異型性症候群と多系統萎縮症という難病をわずらて闘病生活に入っています。


by takudoo1021
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TAA4100その壱

このブログ日記でちょこっとTAA4100にふれた。するとTAA4100検索で来られる方もある。「TAA4100作った」では不親切だ!とモスコシ詳しく。

 まずは、私がイベント担当している堺市のアートスペース「土塔庵」のライブ用のパワーアンプ。
TAA4100その壱_b0189977_1883070.jpg


 あり合わせの35W+35Wのオーディオテクニカの古い簡易PA用を使っていた。そんなに大きいスペースではないので、問題はなかったが、バンドで使われる事も出てくると、やっぱピークで音割れをする。
 PA器材も安くはなっているが、といって平凡なシステムは「アートスペース」に馴染まない!そこは自作マニアの卓道。土塔庵用にとパワーアンプを制作。

 デジタルアンプ(D級アンプ)のカマデンのTAA4100のキットを使い制作。100w+100w(4Ω)ということだけど、使ってるスピーカーは6Ωなんで60数wぐらいになるだろう。電源はスイッチング電源を使用TDK-Lambdaの24V6.4Aを使用。ケースは昔MIDIで曲作ってた頃のローランドのラインミキサーの廃体を。
これで4Kgの重量。PA器材の重さ特にパワーアンプの重量は凄いが、約3分の1位になった。
 
 スイッチング電源の場合電源カップリングコンデンサーを1万~2万μFぐらいどかんと担がせることが多いようですが、カマデンのこいつはそうすると電源投入時、切断時にクリックノイズが出る。許せる範囲で、6200μFちょい(フィルムコンも含めて)にしている。まあ元々の電源の余裕の方が大事かと。

 後、PA用ということで入力はキャノンのバランス。でバランス→アンバランス変換にUTCのA-20という入力トランスを使った。これは、知る人ぞ知る名器であります。実験的にCDライントランス用に「豊中オーディオ」買ってたものを使用。

 あと、電解コンデンサーは音響用と言われるものをいろいろ積んでます。

 内部はご覧のようにがら空き。これは発熱対策にもなっています。

 インド音楽のライブで使用した時、「ここのPAセット、いい音しますね。」とうふふんだ。

 もう1年越えて使ってます。ライブが終わっても本体は「熱くない」
by takudoo1021 | 2009-06-15 18:07 | オーディオ・器材