大阪の尺八吹きです。尺八にとどまらず自作のオーディオや想いを!骨髄異型性症候群と多系統萎縮症という難病をわずらて闘病生活に入っています。


by takudoo1021
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尺八の音その1

長い書き込みなんで。BGMにどうぞ

 ひとひの  MIDIふぁいるです。

                心音一如

私のイメージですが。私は、古典本曲と即興を基底に演奏してます。
尺八は、素朴な楽器故に奏者の呼吸にもっとも敏感な楽器です。
だから、「尺八の音」=「私の音」とよくいわれるが、それを、もっとよく考える必要があります。

 尺八の演奏に当たっては、その人の呼吸が、一義的に介在しています。
初心の人の初舞台なんかで、あがってしまったときの息の乱れ。 浅い呼吸の人の苦しげな音。
それは、まさかその人の全人格を表象してるのではないでしょう。

が、確かにその時の体調や、性格 そして音楽に対する対しかたを反映していると思います。
つまり、その人の状況というのは第一義的に呼吸に現れるといえます。
従って「その人の音」というのは尺八ではかなりはっきりとしていると思うのです。

 私は次に介在するものとしてその人を構成するもの(物質的なもの、機能的なもの、精神的なもの)
の トータルな振動(バイブレーション)が想定できると思います。

 私には見ることは出来ませんが、オーラといってもいいかも知れませんが。
 それは、身体的な状況や体調はもとより、その人のライフスタイル・生き様・世界観もっと言えば
自然や宇宙との関わりかた。
そして、むろん環境的要素からの相互浸透(山の森の中、難しい曲で立つ舞台などいろいろ)、
それぞれの要素の発するバイブレーションのハーモニーが呼吸という一ひとつの気の流れを創り、
たまたま歌口と技量があれば尺八の音となる。

其の意味を、私は「心音一如」と説明しています。  
すばらしい奏者は、 きっと聞く人のや場のそして宇宙の波動をも感じ共振し共鳴させる
ことの出来るの だと思うし、そのための研鑽と思ってます。
直感的になかなか難しいので手助けとして、「般若心経」など読んだりもしてます。
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by takudoo1021 | 2009-07-10 19:41 | 尺八