大阪の尺八吹きです。尺八にとどまらず自作のオーディオや想いを!骨髄異型性症候群と多系統萎縮症という難病をわずらて闘病生活に入っています。


by takudoo1021
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

山上たつひこ「光る風」

 我がミク友、冴えキング@抜群!さんの日記に「光る風」のこと書いてあった。それにつられて手持ちのを再び読んでしまった。見ると1972年初版本。僕が尺八を始めた頃だ。

 どんな中味かはネットで→ ココをクリック
b0189977_21495348.jpg
 休憩時間、職場で机に向かって読んでるとマンガ読んでンのがめずらで「何読んでるんですか?」と聞かれる。「光る風」です。「知らないわ」と。

 今も再販はされているようですが、いにしえの70年代の「コミック」。「がきデカ」の作者ですよといえば通じるのかも。

 特殊兵器(細菌・毒ガス)を巡る様々な情報は戦後、日本の防疫給水部本部(第731部隊がデータを米軍に提供することで「東京裁判」を逃れることにより闇の中に追いやった。

 731部隊の研究者のほとんどは戦後になって大学医学部へと戻り、日本の医学会において重鎮となった為、医学会には731部隊についてタブー視する傾向が強かった。また、「帝銀事件」で実はその一部が試験的に試されたのではないかともいわれている。
 近年になり旧幹部の引退などに伴い除々に弱まって来ている。また、薬害エイズ事件において被告となった企業ミドリ十字の創始者は石井四郎の片腕内藤良一であり、731部隊隊長を一時務めた北野政次を顧問としていたことは周知の事実である。

 「光る風」は60年代のアメリカのアジア侵略戦争が配色濃くなる状況の中で、「藻池島」での奇妙な出来事を巡り展開する。(詳しくはリンクで)そして今は不況で態を潜めたかの「新自由主義」「右傾化」ではあるが、その典型的な「予知的」な展開として話は進む。

 「光る風」を読んでから、次は手塚治虫の「MW(ムウ)」を、これは鹿児島の小さな島での米軍の科学兵器の事故から始まる。

 そんな流れで今日は奇子を読んだ。これは「下山事件」に絡んだ話だ。

戦後史をマンガでと思われるが、「典型的な状況の典型的なる表現」は芸術・文化が伝えるものだから。

 「まさかそんなことにはならない」と思うほど楽天家ではない僕は、やはり時代を見て語って行かねばならないと。
 劣化ウラン弾や化学兵器の廃絶の問題。オウム事件の解明。まして核兵器は最悪であるし。日本への核兵器の持ち込みの解明など様々な状況が潜んでいる現代なのだ。

 総選挙も近い。今回、争点は「政権交代」とされるが、やっぱ「憲法9条」死守が大きなポイントだと思う。
 
[PR]
by takudoo1021 | 2009-07-18 21:44 | 読み本