春の宮島
2010年 03月 29日
春の宮島へ昨日行って詣りました。
舞/古澤侑峯笛/阿部慶子 尺八/福本卓道の「安芸宮島 大聖院奉納舞」でした。
大聖院からは厳島神社が見下ろすことになります。何年か前にダライラマ提唱の世界的な音楽祭が持たれたときに卓道も末端で参加し、久しの宮島でした。神社からさらに登った所に大聖院はありました。
奉納は昼12時からでしたまず源氏舞「明石の上」音の方は比較的静か、僕の尺八に続き、阿部さんの龍笛の音が澄み渡る。十二面観音さんの面前で。それから二人のソロがあって、地歌舞「珠取海士」まず尺八で海の竜の蠢きとすさぶ風の音を。とさっきまで穏やかだった天気が怪しくなり、冷たい風が観音堂の中にまで吹きとおる。海士の怨念かと。
無事終了後は、下におりて美味しい昼食を頂く。むろんあなご寿司も。
そして人形をコレクションされている方の素晴らしい人形とお雛さんを見せて頂いた。宮島では旧暦の雛祭りということで各家のおひな様を公開している。
そして、関係者の方々と共に厳島神社にお参りしました。ちょうど汐は引いていました。
やっとお天気も穏やかになりました。あのすさぶ風は何だったのかな。
足ばやに帰路に就きました。