大阪の尺八吹きです。尺八にとどまらず自作のオーディオや想いを!骨髄異型性症候群と多系統萎縮症という難病をわずらて闘病生活に入っています。


by takudoo1021
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フォノイコライザーの改造

 メインで使うフォノイコは四苦八苦。実は前回は東京サウンドのPE-100を図体が大きいんで、バラして自作プリにほりこんで使ったり、マランツ7T(改)で聴いたり、フィリップスのLHH-P700を使ったり、取っ替えひかえ状態だった。SPレコードもかけるんでイコライザーカーブもSP用も欲しい。
b0189977_8173691.jpg
ということで昔中古で買っていたガレージメーカー西村電機の真空管フォノイコを再度持ち出す。これは4つのイコライザーカーブを切り替える事が出来る。
 が、12AX7の2段NF型イコライザーという事で出力インピーダンスが高い。それから電源等がちゃちでSN比が悪い。音が真空管にかかわらず悪い!(貴重な銘管、TELEFUNKENのダイヤマーク付きをのせても)

 昔、3段NF型イコライザーを回路図見ながら作った経験では、B電源のリップルの除去、ヒーター電源の定電圧化がポイントになる。むろん球の選別も。b0189977_8355972.jpgで、本体の中にあったトランス、整流回路を取り出し別電源にし、チョークを追加。電解コンもまだ寿命がありそうなブラックゲートを使用。高価な47μFのフィルムコンも本体での電源受けに使用。ヒーター回路も定電圧化。後基板上の部品をいじる。カソード抵抗のパスコンには、湿式銀タンタルとOSコンに。プレート出力のカップリングには、東一の錫フィルムコンを。配線材はモガミを使用。
 出力インピーダンスが高いのはカソードフォローを付ければいいが、真空管1本をのせる場所もない。仕方ないんで自作ICプリアンプにOPA2604のバファーを積む事にした。
 真空管はもちろんTELEFUNKENのダイヤマーク付き。SOVTEK7025やフィリップスなどとはノイズ、艶で段違いだ。(こんな事書くとまたテレフンケンの球の値段が上がるか)

 写真の下側に並んでいる抵抗とコンデンサーでイコライザーカーブを切り替えている。

 これでレコードを聴くと、本当にアナログはCDよりも音はいいし、臨場感というか雰囲気も凄いという事が本当に実感できた。古き真空管の単純な回路、そして音に寄与する部品達のハーモニーがほんと心を癒し、1枚のレコードに込められている音楽家達のこころが伝わってくる。

 
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by takudoo1021 | 2010-05-16 09:06 | 真空管アンプ