大阪の尺八吹きです。尺八にとどまらず自作のオーディオや想いを!骨髄異型性症候群と多系統萎縮症という難病をわずらて闘病生活に入っています。


by takudoo1021
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新しい吹き管

 私の吹く尺八は、製管師初代河野玉水さんの1尺8寸管、1尺6寸管、2尺1寸管が主なモンで始まり、古典本曲(普化尺八)を吹く時は、地無しの延べ管を使う。その竹の多くは弟子のY口さんが製管したモノを、最終的に手を加えたりして使用している。
既に、2尺管(筒音C)や2尺3寸管(筒音A)は気に入りよく使っている。
b0189977_17183578.jpg
そこに新たに1本の竹が生まれた。一番手前の竹で、2尺5寸(筒音G♯)である。
 奥の竹は河野玉水作の1尺8寸管と2尺3寸管である。比較のために並べました。
まぁ太いどっしりとした竹で、卓道の吹きりょうのなかでは、一番太く、最初見せられた時から、これを何とかしてくれ!とある程度の仕上がりを楽しみにしていた。最初はイ(ヒ)の甲音、ルの甲音、とそれぞれのピッチの正確さが問題で、Y口さんが必死に問題解決に挑まれていた。といっても地無しの竹なんで、地を盛りつけということも出来ず、管内の抜いた節の残りを削ったりしてとりあえずということで、卓道の手に。
b0189977_17401770.jpg今日、1日かかって、
卓道が仕上げにかかる。
ヤスリとペーパーで
管尻の根株の処を美しく。
口当たりぐわいの調整。
それと微妙なピッチのチューニング
なんとかいけたようです。
あと管内を黒カシューで塗れば完成。
この竹はご覧頂ければ7節です。
尺八は7節でという事なんですが、長管になるとそうも行かず、真ん中の2尺4寸管は8節もあります。べつに何の問題もないし、根株も必ずいるモンでもない。そこがY口さんのこだわりということで、これはその節間の竹を見いだすのに大変な事なんです。
 という事で、また明日からしっかりと息をいれ、吹き込んで行きたいと思います。吹き込んで、その竹の性分を解ってやらないと、いい音が出てくれませんから。
 そのうちこの竹をライブデビユーさせてやろうと思っています。
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by takudoo1021 | 2010-06-16 17:55 | 尺八