JRCのMUSESのすごさ
2010年 11月 25日
入力3系統と音量調整に巻線抵抗を
採用したアッテネーターが付いた物。
余分な増幅回路を省き原音に忠実にという
物である。
アップされていた内部の写真をみて、これ
ならフォノイコも含めて基板が結構積めそ
うだ。
現用の物はフォノイコライザーが別体にな
ッているんでひとつにしたいとか思ってい
たので安くはなかったが(定価の半値程)
購入した。こいつを改造(改作)してプリア
ンプを新規にする。仕上げた姿が下の写真だ。
写真でおわかり頂けると思いますががらんどうになっていた内部に電源平滑基板・イコライザーアンプ基板(FIDELIX回路)・ラインアンプ基板(Chu Moy回路)・ヘッドホーンアンプ基板(Chu Moy回路)の4枚の基板がはいった。前面は厚いアルミなんでいらわずに済ます。シャーシも鉄板で穴開けも最小限に。
基板はそれぞれ今までに使用していたもんとか置いていた物を使用。
ただ、このATTの増幅カーブが今までの東京光音のカーブとちがってるので、増幅率をふやしている。
で前はイコライザーアンプにナショナルセミコンダクタのLME49720NA、ラインアンプにバーブラウンのOPA2604ヘッドホーンアンプ基板にはAnalogDevicesのOP275を使っていたが、今回日本橋での部品調達の時、思い切ってJRC(新日本無線)のMUSES 01(JFET入力)を買った。
現使用のOPAMPはそれなりにいい奴で何百円(これでも高価な部類)。MUSESは3500円!真空管並だ!取り合えず1個。
すぐにイコライザーアンプにのせた。一聴して「ホーッ」
「心に響く"真実の音"を追求した高音質オペアンプMUSES 01は、音質に大きな影響を与えるフレームに、世界で初めて※無酸素銅を採用したハイエンドオーディオ機器に最適なオペアンプ製品です。」
嘘ではなかった。空間がぐっと拓く。
試聴はカートリッジデンオンDLー109、103、シュァーM75EDtype2などで、山崎ハコや中島みゆき、浅川マキなどのレコードを次々と。
時間と共にMUSE01のすごさが迫ってくる。 (つづく)