スペースALS-Dで
2011年 07月 03日
スペースALS-Dは、神経難病ALS(筋萎縮性即索硬化症)患者の甲谷匡賛氏の住居に併設されたスペースです。長年病院を転々とせざるえない生活からエクソダス。たくさんの友人、知人がヘルパーになり、24時間体制で、独居生活を実現し表現のばとしての空間を持つスペースです
空調がないなか4時位からリハというか音だし身体ほぐし。卓道もDJさんの流す音とのセッションは2度目の体験。キーを探りながら重ねていく。DJの白石哲さんはその世界ではかなりの重鎮の方だしそんな風格もお持ちだ。話をしてると亡くなったDJ天宮志龍の思い出話に。
5時過ぎに由良部が踊り出し、
DJ白石哲さんの音が流れる。
15分位経つと参加者がそれぞれ踊りに加わる
流れる自然音や声、リズム音の中
卓道も尺八で絡んでいく。
流れる音に身を任せ
踊る
時には休み、また交代し
休憩をはさみ繰り返す
甲谷匡賛さんは蒸し暑さの中で、体調的に
この空間への参加は出来ないけど、扉を開けて
彼の住空間とまさに同じALSのホーキングの量子宇宙論の
ワームホール(虫食い穴)で繋がった。
最後は由良部正美のソロ
リラ~「神々の遊戯」がとじる。
終わって、ビールと扇風機の風を浴びながら
ALSのこと 原発のこと 社会情勢のことに
話が弾み最終バスで四條大宮へ。