いよいよ今年最後の日です。
2011年 12月 31日
なんと言っても今年は原発の事故が大きな教訓を与えてくれた。キリスト教徒ではないんで「神が与えてくれたもうた」物質の基本要素を「分裂」「融合」といじくってはならない。そういう風には思わないが、少なくとも「想定外」の時を想定しすれば「安心」などと「政府的発想」もしません。
今の我々地球にすむ人間の科学的水準では「核分裂」「核融合」は扱うべき対象物ではないと確信しています。「半減期」一つとってもまさにどうしようもないものであるのが現実だ。
まさに太陽は永遠なる「核融合」を展開している。そのことで膨大なる「エネルギー」を地球人は既に有り難い恵みとして頂いているではないか。それで十分だと思う。
福島第一原発の現場には6次下請けまで使って、人をかき集めている。みな「臨時の素人派遣」である。今まさにすべきは、すべての原発を止めて、会社員・従業員を福島へ投入すべきではないか。そのことが「安心」の前提条件ではないか。
もう一つ。年金改革の中で、派遣・バイトが増えている中で、国民年金だけでは老後大変だから厚生年金に入りやすくしようと。一見いい対策のようであるが。曰く「厚生年金」は企業も負担するので、ファーストフードなどしんどいところも在るだろうし時期を延ばそうか。小泉首相のラインで正規採用を「派遣」社員の採用の「自由化」を持ち込み。企業はそのように労働者の低賃金化と搾取をふかめチェーン店など拡げ、余剰金の社内備蓄で肥え太ってきたのではないか。政府は「まず労働者」ではなく「まず企業」の姿勢を示している。
このように労働者・人民の幸せより、企業・資本家・金融資本を大切にする政府権力の中ではまさに政府や東京電力が見せているの醜態はまさにその基本的原理から出ているといえる。
それ故に、「総ての原発を廃炉にしろ!」「99%のイノチを守れ!」を今こそ声を上げる。
と書いてきたが、今日は大晦日。やはりおせちはつくらねばと。