今日は製管師河野玉水さんところに
2012年 02月 17日
同じ豊中市内と言うことなんだけど、20年ぶりになってしまていた。卓道が酒井竹保師のもとで初めて持った尺八も河野玉水でありました。それを作られたのは初代の方で、今はお孫さん3代目と言うことでした。二代目の時も一度伺ってそれからご無沙汰になっておりました。
たまたま2人に誘われ「古典本曲集(心音)」の打合せもかねてお伺いしました。
とりあえず、地無しの竹を見せて頂きました。やはりその道のプロフェッショナルの手がけられた尺八は凄いもんだと思いました。最近多くは我が弟子の山口さんの作られたものを使っておりますが、やはりピッチとか出にくい音などが在ったりもし、自分でいじくったりしておりましたが、今回のものは完璧と。
地無しなので、竹そのものの個性があって面白く、話をしながらも3人で吹きまくっておりました。
ちょうど、新しい弟子の池田君が「まっとうな」尺八をと言われていたので地有り(普通の)尺八から2本お借りしました。
それと、いい感じのA管(2尺3寸管)があったので仕上がり前の未完成と言うことでしたが、これは19日の松山での「手向」の吹奏にしたいと無理を言ってお借りしてきました。
2代目玉水の時お伺いしたことも、彼と2代目の奥さんも覚えていて下さったことに恐縮しました。
ながながとおじゃま致しましたが、今後ともよろしくお願い致します。