大阪の尺八吹きです。尺八にとどまらず自作のオーディオや想いを!骨髄異型性症候群と多系統萎縮症という難病をわずらて闘病生活に入っています。


by takudoo1021
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懐かしき刀根山でknitと共に!

 6月20日(水)2時20分から1時間刀根山病院わかば病棟患者自治会「青葉会」の「お楽しみ会」で演奏させて頂きました。実は卓道は隣接の大阪府立刀根山支援学校に30数年勤めていたんです。
 筋ジストロフィー及び類似疾患の患者さんが療養生活を送る中、教育保証の場としての養護学校でした。赴任当時の1970年代は外とのつながりも少なく、まさに「井の中の蛙」の様で、当時の障害者運動で言われていた「そよ風のように街に出よう」の取り組みを患者さん達も取り組みその手伝いも続けてきました。
 医療の方もかなり対処療法的にも変化し、「二十歳まで」と言われていたイノチの延命もおおきくのばされていきました。その結果軽度の時は地域の中で過ごし、重度になって刀根山で高度の医療を受けて過ごす事が定着しました。
 10数年前に自分の意思に反し箕面支援学校への転勤が決まってからはすっかりご無沙汰になっていた。
で、今回「青葉会」の行事担当のT君となんとfacebookを通して演奏の依頼があった訳です。
 始まる前には指導員さんの計らいで、去年亡くなった筒井方也さんと作ったCD「流砂」を流して頂いた。
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ほとんどの患者さんが、人工呼吸器と吸飲を常に必要とし、またベットごとの移動となる。半数近い患者さんは昔の刀根山養護学校時代ともに過ごした「児童・生徒」が成人となった知り合いだ。
 まずは古典本曲の「手向」を吹いた。刀根山との関わりの中ですでに亡くなった患者さん。いろんな人間がいた。家族が。やすらかにとの想いだった。
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つぎに吹いたのはかって刀根山で小学1年の時、それから成人になった1時期入院生活をし、自ら音楽活動をしていたMさんが作曲された「Forever」を短い笛で。彼女がCDにその作品を残された時にシンセプログラムなどで協力させてもらった。いい曲なんで笛のパートは付け足してもらった。
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そしてアイリッシュの素敵なメロディーを奏でる「Knit」の西川智子さん(フルート・アイリッシュフルート・ティンホイッスル)とギターの西野元のデュオの演奏。
  ・Rosbeg          ・Drops of spring water
  ・赤とんぼ~Derry air  ・Seebeg and Seemore
  ・Wild Rover        ・John Ryan's polka
とすすみ。ここで卓道も加わってフルートと尺八のハーモニーを聞いて頂く。
  ・Down by the Salley Gardens  ・ふるさと
おわってアンコールは「庭の千草」を。おわって青葉会代表のK君(ITにめちゃ詳しい)や病院の方に丁寧なお言葉を頂いた。そして花束も。
おわって、会場へ体調のかげんで来れなかった人たち(会場の様子は各室にテレビで中継されていた)に挨拶をしてちょろっと尺八の音も生で聞いて頂いた。
 今回、刀根山を訪れてなんちゅうか自分の人生の半分近くを過ごしたいろんな思いがわき上がってきて整理がつかないが、この機会を与えてくれた「青葉会」のみんな有難う!またお世話になった指導員さん有難う!
また、knitのお二人にも有難う!
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by takudoo1021 | 2012-06-21 12:32 | ライブの報告と試聴