音を奏でる自作アンプ(メインシステム)Ver2
2010年 06月 03日
前回までは真空管のフォノイコだったが、それはいろいろ手を加えて良かったんだけど、古今処、節電と発熱なしのICアンプを自作してきている。それでフォノイコはどうかと、試しに創ってみた。
FIDELIXというガレージメーカーの技術情報というページに「ちょっと工夫したRIAA回路」が記載されていた。何とかいけそうだ。
IC増幅の基本回路にNF(ネガティブフィードバック)でRIAA補正をする。基板を使い回路図を参考にあまり考えずに(行き当たりばったり)でハンダを握り部品を付けていく。
ICは僕好みのOP275を使用。片チャンネルを作って、ああややこしい。信号回路と電源の配線は離したい。でもココはどうつないでいくともめ事亡く最短距離でまた理にかなった配線になるのか!少し諦めかかった。「真空管のフォノイコもいい音でてるやし」
まぁ仕事がないという事は作業に没頭できる。この歳が得たわがまま。
電源はプリアンプに供給してる電源から±12Vを供給する。コーセルのスイッチング電源PBW30Fからチョークと良質のコンデンサー(BGやOSコン、フィルムコン)をかまし、もう一段チョークをかましフォノイコへ。
フォノイコは扱う信号が微弱なんでスイッチング電源が使われる事はほとんど無いが、ダメだと言われるとやりたくなるのが卓道。まぁ外部電源だし、しっかりした平滑回路でいけるでしょう。定電圧回路はやたら複雑になるし。
で試聴だ。デンオンの定番、DL103にハイフォニックのトランスかまし出てきた音は・・・最高!
写真の最終形態に行くまでまだ少し間がある。 (つづく)