アナログのカートリッジ②
2010年 08月 20日
豊中の桜井谷小学校へ勤め、6畳一間に暮らしてる頃、毎晩のように聞いていた。
続いて石川セリ。「八月の濡れた砂」が気に入ってる。1971年8月25日に日活で公開された藤田敏八監督の映画。もうどんな映画だったか虚ろになってるけど、ラストにか流れるこの曲を追い。最初はドーナツ盤で買って聞き込んだ物だった。日活はこの後ロマンポルノの時代に入る。
あの夏の光と影は どこへ行ってしまったの
想い出さえも 残しはしない 私の夏は 明日もつづく
このような曲を聞くときにぴったりなのが、
写真のMMカートリッジ。
VICTOR(ビクター)のMD-1016
1970年代 多くの日本ビクター製プレーヤーに標準で装着されていたもので、やたらと無駄のように図体が大きい。それはそれで懐かしさを覚えるところですが、これがなかなか歌い手を引き立ててくれる。
もともとの針は丸針ですが、今は楕円針を使用しています。シェルはビクターのもの、リード線は懐かしのリッツ線。やたら大ホールではなく、我がくつろぎの間で歌ってくれる。