今日は人生65周年なり。
2011年 10月 21日
今年は役所から介護保険被保険者証が月の頭に送られてきたんでやっぱ「老人」の分野に突入かと実感。
ぶらっと何処か出かけようかでも天気はさえないし、極普通の1日。でも晩ご飯はこるかとか思って、日記を書いている。
65年。二十歳を過ぎてからでも45年という流れは、永くしかし刹那の様でもあった。
時は変わってしまった はげしい争いの 後で
どれが本当の 幸せか 見極める 事もなく
時は変わってしまった
時は変わってしまった だけどあらそいは 消えず
夢を見ていた 人だけが むなしい心に 傷つける
時は変わってしまった (五つの赤い風船)
アナログプレーヤーの最終チューニングが済み少し余裕が。もう一枚
いく時代かがありまして 茶色い戦争もありました
いく時代かがありまして 死んだ人もありました
いく時代かがすぎてゆき 忘れさることのかぎりを続け
淋しさはこのからだに 消えては灯るちらちら明かりのように
仮の世のたわむれに 酔うて唄って夜が明けた (加藤登紀子 いく時代かがありまして)
中原中也の「サーカス」をヒントに創られた曲だ。思わず口ずさんでしまう。
ただ私は一つの夢を持っていて
いつもそれに賭けている。
自然は少うし怠屈だし
私は無一物だが
私には大切な夢があって
いつもそれに賭けている。 (小野十三郎)
雨が降りそうで 降らない
虫たちは 鳴きをやめた。
暗雲がいよいよ 立ち篭める今日
風が戸をたたく 「おはいり」と
「原初 風は音楽であった」
私はまた止めどない一節を刻んだ。