古典本曲講習会
2012年 06月 03日
楽譜は古典本曲集「心音」に記載した物を使用した。18か所のポイントを示し、アタリ・ユリ・フリなどの基本的なことを中心にした。道友会の会員がほとんどだが、琴古流・都山流という他流派のの方ふくめ20名近く。
基本は旧明暗のフホウエ譜なんだけどロツレチ譜に読み替えつつの説明も。
難しいと思ったことは、アタリ一つとってもあたる指の位置がきっちり伝わらない。この辺は本曲吹奏の基本だし、呼吸法とも絡んで一番習得して欲しい所だが、中々徹底しない。
ということで、延々3時間をかけての講習会。まぁ重ねていくしかないか。やりながら本曲吹奏の奥の深さを実感したし、それを伝えることの難しさを改めて感じさせられた。譜面に沿って段取りで吹いていくのは簡単なんだけれど。次回は2月に「三谷」を教材として行います。