きょう朝7時発で、お盆が明けての墓参り。本当は13日までに済ましてお墓をきれいにして先祖さまを迎えるようにすべきなんだけど。その頃は右足ふくらはぎの痛みをかかえ遠出かなわずなりで申し訳ない。
お盆は死者にお供えを捧げて追善供養をする行事で、一般に仏教の行事(盂蘭盆(うらぼん)・盂蘭盆会(うらぼんえ))と認識されていますが、仏教の教義で説明できない部分も多いし、中国に拡がってから付け加えられたものともいわれています。
古神道における先祖供養の儀式や神事を、江戸幕府が庶民に強いた檀家制度により仏教式で行う事も強制し、仏教行事の「盂蘭盆」(うらぼん)が習合して現在の形が出来たとされています。
日本で古来から行われて来た先祖霊を迎え入れる儀礼と、仏教の宗教行事が混淆して現在のお盆行事になっているそうです。そういう意味では日本独自の文化といえますが、実際は現在の「行事仏教」万歳の「お寺さん」の収入源の保証となってる面が強い。お盆の「迎え火」などの行事は神社系が多い。
ではご先祖様や亡き父・母をどう供養していけばいいんかとか考えながら、南海電車で春木駅まで。あるはスーパー玉出。ほんと目立ちますね。
大阪の北部住まいだと身近にはない派手さ。8時半となると日差しもきつい。
汗ふき拭き、お墓に到着お花と・線香・バケツを借りてと。とととっ。2軒あるお店がお休みだ。そういや今日は18日の土曜日。盆はとっくに終わってる。お店がまさに「盆休み」。仕方ない置かれていたバケツを借りて草抜きと墓を洗い、汗をぬぐう。花はどうする?この暑さではなかなかない。お隣のというわけにもいくまい。仕方なく見つけた野草。これがなかなか切りにくい。
となんとか形は出来た。線香はまさか持ってきた蚊取り線香というわけにはいくまい。我慢してもらおう。「あんたらの産み育てた息子はこんなとこ」と。まぁこんな風にお墓に来れば独り言的であれ親と会話も出来るんだと。一応「般若心経」と「大日如来」の真言を唱える。これさえ「宇宙・自然の理」を唱えているだけであって「供養」と直接的には関係ない。浄土宗系ならいろいろあるんだろうけど、まぁ失礼な言い方だけど「行事万能」だから。まぁ「墓」があればこそそんなことを考えさせられるだろうな。 むろんどんな形でもいいと思うがちょこっと亡くなったものを思い出す時間はあった方がいいと。空けてしまったお盆に。