
地無しの1尺8寸管あると言えば在るんだけど、どうも自分の思うようになってくれるものがない。日が迫ってきて我が弟子山口氏制作の2尺管。これで行こうかと思っていたが、やはり8寸管でなきゃと又悩む。
そこで今日、同じ豊中の服部にお住まいの製管師河野玉水さんを尋ねた。もともと自分の演奏用のD管は玉水銘のものを40年ぐらい使っている。(写真の中で一番上のものです。)そこで前回訪れた時にも息を入れさせて頂いた地無しのD管を改めて吹かせて頂いた。やはりいいな。
と言うことで何年かぶりにプロの製管師制作の尺八を手に入れた。(写真の一番下のもの)
地無し延べの、この竹で「真虚空」を吹こう。日曜まで出来るだけこの竹と馴染みになろう。
◆3月4日(日)10時~16時
第24回聖徳太子報恩「古典尺八献奏大会」
会場は四天王寺五智光院本殿です。
入場無料です。庭もお楽しみ下さい。
出演は 木村文彦(per)の音に三好直美、山田いづみ、小谷ちず子(Dance)でありました。

◆3月4日(日)10時~16時
第4回聖徳太子報恩「古典尺八献奏大会」
会場は四天王寺五智光院本殿です。
入場無料 卓道は多分昼からの出番になると思います。
真法流の「真虚空」を吹かせて頂きます。
◆3月11日(日)13時~15時
第16回明暗尺八道友会本曲独奏会
入場無料
会場は兵庫県立文化体育館(阪急・阪神西代下車北口出てすぐ)
卓道は真法流の「真虚空」を吹かせて頂きます。
◆3月25日(日)13時~
「HOTARUの太鼓」
関西の太鼓グループが集まってのフェスティバル。
入場無料
会場は豊中市立第18中学校(阪急蛍池駅下車)
太鼓サークル「螢」と共に参加します。

形として残す作業、すなわち師の吹奏を譜面として残し
ていく作業を終えようやく1冊の譜面集に凝縮させ完成
致しました。
奇しくも、師の没後20年という節目に仕上げることが
出来たことに感無量であります。

竹保師は諸井誠作曲の現代本曲
「竹籟五章」の初演で知られています
が、私たち直弟子から見れば、まさに
あの現代的演奏を支えているのは、
師が培ってこられた明暗古典本曲の
精神性・即興性に根ざすものだと。
師は「自己の内的なものに働きかける音の世界であり、また人間の怒り、苦しみ、悲しみ等を
すべて一管に託して、心のよりどころにした器である。・・・・ これらの演奏に要求されるものは
必然的に小手先のテクニックだない、気迫とか精神性が強く要求される」と「竹籟五章」のライナーノーツに書かれている。それを譜面をとおして感じて頂ければと思う。

尺八愛好家、特に古典本曲に興味をお持ちの方は是非お手元に置かれることをお奨めします。
より古典的な「フホウエヤ」譜でありますが、初心の方も理解できますようになっております。
また5月より、順次講習会も行ってまいります。
『明暗古典本曲集・「心音」』 全27曲(真法流12曲) 1冊12,000円(税込み・送料込み)です。
お問い合わせ、お申し込みは→ takudoo@d1.dion.ne.jp までメールを!
途中、寒波による雪が場所によっては結構激しく降っていたり、大阪の人間にはすごく楽しくなるんだけど、雪国のみんなは大変だろうしと思いながら、瀬戸大橋を渡り松山に。夕方5時過ぎについて、松山市民会館小ホールを下見。心配していた「切り戸」もあり、またパイプイスは係の方が既に並べて下さっていました。
市民会館近くの居酒屋「風の蔵」で夕食。タバコ組と言うことで男3人のテーブルで焼酎で、話込み美味しく飲みました。ホテルまで歩いて、今日はシングルで本番前ということで早めに寝ました。
翌朝はホテルより荷物もあるんで市民会館までバスで移動。着いて早速会場作り。要らない目障りなものを撤去。照明の確認など。秘魔神は宅急便で送った器材の設営を。参加申し込みは100人近くあると。能舞台も予想を超えて立派なものでした。舞の方々も気合いが入る。
卓道も製管師河野玉水さんからお借りした2尺3寸管でウォーミングアップ。12時半開場で1時開演。
舞台監督的お仕事も頼まれているんで進行の指示も出した。若いお弟子さん2人の初舞台の舞「門松」から始まっていく。11曲目の「鐘が岬」は今回お呼び頂いた松山市在住の古澤侑里さんの舞で一部が終わる。
時間は少しおしているが10分休憩で二部を。今回の企画を進めて下さり、バス・宿泊・弁当とお世話下さった古澤侑恵さんの「ひなぶり」が終わり、卓道の出番。今回は本曲「手向」を聴いて頂いた。
そして地歌舞古澤流家元の古澤侑峯さんが大作「珠取海士」を舞われ、最後は10人による楽しい「万才」で会を終えました。雪のため道路事情の悪い中、松山の方、高松から、徳島から、そして大阪からと駆けつけて頂いた方々に感謝であります。

そして夕食は打ち上げかねて、皆さん共々楽しませて頂きました。
部屋に帰って、男部屋でなんだかんだと話が持ち上がり寝たのは4時頃。

地歌舞古澤流の皆さん方、お世話になりました。ホントに楽しくホッコリした旅で在りました。お誘い頂き有難うございます。これからもお手伝いさせて頂くことかと思いますがよろしくお願い致します。
同じ豊中市内と言うことなんだけど、20年ぶりになってしまていた。卓道が酒井竹保師のもとで初めて持った尺八も河野玉水でありました。それを作られたのは初代の方で、今はお孫さん3代目と言うことでした。二代目の時も一度伺ってそれからご無沙汰になっておりました。
たまたま2人に誘われ「古典本曲集(心音)」の打合せもかねてお伺いしました。
とりあえず、地無しの竹を見せて頂きました。やはりその道のプロフェッショナルの手がけられた尺八は凄いもんだと思いました。最近多くは我が弟子の山口さんの作られたものを使っておりますが、やはりピッチとか出にくい音などが在ったりもし、自分でいじくったりしておりましたが、今回のものは完璧と。
地無しなので、竹そのものの個性があって面白く、話をしながらも3人で吹きまくっておりました。
ちょうど、新しい弟子の池田君が「まっとうな」尺八をと言われていたので地有り(普通の)尺八から2本お借りしました。
それと、いい感じのA管(2尺3寸管)があったので仕上がり前の未完成と言うことでしたが、これは19日の松山での「手向」の吹奏にしたいと無理を言ってお借りしてきました。
2代目玉水の時お伺いしたことも、彼と2代目の奥さんも覚えていて下さったことに恐縮しました。
ながながとおじゃま致しましたが、今後ともよろしくお願い致します。

庭の梅が二輪花を付けて春を待っています。
振り返ると去年は2月の4日の立春で満開だったから
今年は、やはり遅いです。
この間ご無沙汰でありました。
やはりライブがない月はだれてしまいますね。
2日には大阪芸術創造館に講談と芝居、ダンス、音という
おそらく初めてじゃないかとというコラボを見に行きました。
土塔庵寄席でお世話になっている講談師旭堂南陽さん。
おとは知り合いの貴瀬修が担当するということで、
若い今風の助成の年間を描いたものでした。
構成がもう少し練られていると良かったと思いました。

5日は伊丹のアイ・ホールへ劇団態変の公演「ゴドーを待ちながら」
を見に行きました。福森慶之介が右上肺に腫瘍が出来て療養の
中、「一世一代」の舞台にかけると言うことでこれは行かなきゃと。
金満里の演出は結構ベケットの原作に忠実なる流れですすめられ
作品としても、面白いものでした。74才の高齢障害者福森慶之介
の体調が回復することを願っています。
8日はタッキー816エフエムみのおDJカーニバルの収録でした。
放送日は今日12日と。内容をUP出来ずに申し訳ない。
同じ日宅急便で「明暗尺八古典本曲集 心音」が届いた。道友会の3人で作った楽譜集が出来てきました。この件またお知らせ致します。
そんなこんなの間に、またまたアナログ再生オタクになって、今回はレコードプレーヤーTechnics SL-1200MK4の改造→アームの交換に取り組んだ。

写真は、もとの本体。こいつがどうなったかは、またアップさせて頂きます。
そして2月は演奏の機会は無かったんですが、1本入りました。
2月19日(日)に松山城近くの市民会館にある能舞台で「地歌舞古澤流 松山 舞の会」です。
温泉もあって、2泊3日で。
とこれからその打合せに宝塚南口の古澤流本部に出かけます。詳細は後日になります。
と言うことで、サボっていました書き込みも頑張ります。よろしく!